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Posted by naturum at

2010年12月08日

ワレヲオモフ

冬の志高湖に行った。

この日は日中でも寒かった。

志高湖にいくと雪が降り出した。

雪が降る中すき焼きを食ってやった。

卵をとく手が震えてうまくいかない。

すき焼きが雪の山の中でも食える。

平和だ。



真っ暗な志高湖で思う。

人はなぜ生きているのか。

世の中とは何か。

宇宙の果ての向こうには何があるのか。

善悪とは。

生きるとは。



ソクラテスはこう言った。

私は無知である。それを私は知っている。だから私は物事の本質を考えようとする。

仏教でいう悟りのようなものなのか?

そもそもオレは悟ってなんかいないのだから分からない。



ウイスキーが空になった。

二重にした寝袋に包まって寝た。

外はきっと氷点下だが寝袋の中は暖かい。

安心だ。

この地球で生きている。

いつか知床の山中で獣の雄叫びを間近で聞いた。

朝 生きているか確信が持てなかった。

テントの中のもの全てが凍りついていた夜もあった。

会ったこともないけど小西政継を尊敬する。








朝、由布岳は真っ白くなっていた。

今日も一日が始まる。

明日もまた同じ一日が始まるだろう。

しかし永遠ではない。  


Posted by タケハル探検隊 at 22:31Comments(6)志高湖キャンプ場